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畳の厚さ
日本工業規格(JIS A:5902)において畳の厚さは、55mm・60mmで規格されています。
しかしながら、今日ではバリアフリー対応や床暖房などの住環境の多様化により様々な厚さの畳が作られています。
当社においても、お客様のご希望に合った厚さ15mmから60mmまでの畳を製造しています。
◆当社における規格
・薄畳(15mm~29mm)
主な用途:ユニット畳、床暖房対応畳など
主な床材:ベニヤ板、インシュレーションボード
畳の反りを抑制したり強度を確保する為、床材にベニヤ板を使用しています。
・通常畳(30mm~60mm)
主な用途:一帖畳、半帖畳
主な床材:ポリスチレンフォーム、インシュレーションボード
床材にポリスチレンフォームと畳ボード(インシュレーションボード)を使用しています。
建材床といわれます。
・藁畳(50mm前後)
主な用途:一帖畳
主な床材:藁
床材に藁を使用したものです。約40cmの稲わらを5cmほどに圧縮します。
重量や虫喰いの問題もあり、現在ではあまり使用されなくなっています。
その他にも床材に備長炭を使用した当社オリジナルの畳なども製造しています。